こんにちは。

「災害に強い・自給自足の家づくり」の専門家リ・ワークスジャパンです！
わたしたちの地元・埼玉県西部地域（狭山市、所沢市、飯能市）ならではの災害リスクと、それに負けない家づくりのアイデアをご紹介するシリーズ。これまで、「地震に強い家」「暑さ対策」「水害対策」についてお伝えしましたが、４回目は、「土砂災害」対策です。

 

土砂災害ってどんなもの？

埼玉西部エリアの魅力といえば、豊かな自然環境。緑に囲まれた暮らしは、多くの方の憧れですよね。でも、その美しい景観の裏に潜む危険性も、忘れてはいけません。特に山間部の多い飯能市や、狭山市、所沢市の丘陵地域では、大雨の際に土砂災害のリスクがあるんです。

ところで、土砂災害って具体的にどんなものなのか、ご存知ですか？
主に3つのタイプがあります。がけ崩れ、土石流、地すべりです。

がけ崩れは文字通り、急な斜面が崩れ落ちる現象。
土石流は、山腹や川底の土砂が水と一緒に流れ下ってくるもの。
地すべりは、斜面の一部がゆっくりと動き出す現象です。

どれも家屋を破壊したり、道路を寸断したりする可能性があり、油断はできません。

飯能市は、その地形的特徴から特に注意が必要です。山々に囲まれた美しい景観が魅力ですが、それはつまり土砂災害の危険性と隣り合わせということ。大雨や長雨の後は特に警戒が必要です。

狭山市や所沢市の丘陵地域も安心はできません。一見穏やかな丘陵も、大雨で地盤が緩むと危険な状態に。特に造成地では注意が必要です。

 

土砂災害から身を守るには？

では、私たちにできる対策は何でしょうか？

まず大切なのは、自分の住んでいる地域のリスクを知ること。
自宅周辺に崖や急な斜面はありませんか？
土砂災害警戒区域や特別警戒区域に指定されていませんか？
確認しておくだけで、いざという時の心構えが違ってきます。

次に、日頃の備えです。
避難場所や避難経路を家族で確認しておきましょう。
また、非常食や飲料水、懐中電灯などの防災グッズを準備しておくのも大切です。
土砂災害は、大雨の夜間に発生することも多いので、すぐに持ち出せるよう、リュックサックなどにまとめておくといいですね。

そして、普段から天気予報をこまめにチェックする習慣をつけましょう。
大雨警報や土砂災害警戒情報が出たら要注意です。
早め早めの避難を心がけてください。

家の周りの環境にも目を配りましょう。
擁壁にひびが入っていないか、排水溝が詰まっていないかなど、定期的に点検するのも大切です。
ちょっとした変化に気づくだけで、大きな被害を防げるかもしれません。

 

土砂災害に強い家づくりとは？

新築やリフォームを考えている方に、土砂災害に強い家づくりについて、いくつかの重要なポイントをご紹介します。

まずは基礎構造。
べた基礎や杭基礎を採用することで、地盤の影響を受けにくくなります。

壁の構造も大切です。
筋交いを増やしたり、構造用合板を使用したりすることで、横からの力に対する耐力を高められます。

地盤改良も見逃せないポイントです。
軟弱地盤や盛土地域では、地盤補強が必要になることがあります。現地の状況に応じた適切な工法を選択することで、地盤の支持力を高め、リスクを軽減できます。

擁壁の設置も効果的です。
特に傾斜地では、適切に設計・施工された擁壁が土砂の流入を防ぎ、敷地の安定性を高めます。

排水設計も忘れてはいけません。
適切な勾配と十分な容量の排水溝を設けることで、豪雨時でも敷地内に水が溜まりにくくなります。

家の形状も工夫のしどころです。できるだけシンプルな形状にし、凹凸を少なくすることで、土砂や風の影響を受けにくくなります。

大切なのは、それぞれの土地の特性を正確に把握し、適切な対策を講じること。土砂災害リスクがある地域でも、正しい知識と技術があれば、安全で快適な住まいづくりは可能です。

リ・ワークスジャパンでは、地盤調査から設計、施工まで一貫してサポートしています。

美しい自然に囲まれた埼玉西部での暮らし。その魅力を最大限に享受しながら、安心・安全な毎日を送るために。土砂災害に強い家づくりを、ぜひ一緒に考えていきましょう。ご不明な点やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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「災害に強い家」を得意としています。
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