土地選びの注意点
皆さまこんにちは！
リ・ワークスジャパン広報担当の犬山です。
前回のブログでは、土地選びのポイントとして
用途地域などに焦点を絞ってお伝えしました。
今回は『土地選びの注意点』として、法的部分にも触れて詳しく解説していきますね。
接道を確認する
家を建てるためには、建築基準法で定められた「接道義務」を満たす必要があります。
「接道義務」とは？
「住宅用の土地が幅4m以上の道路に2m以上接していなければならない」という法律です。
この条件を満たしていない土地には建物を建てることができません。
この建築基準法が制定される以前に建てられた住宅の場合、幅4m未満の道路に接している土地も存在します。
この場合、道路の中心線から2m後退した部分を道路境界線とみなす「セットバック」という規制が適用されるのです。
このセットバック規制によって、土地の一部が削られてしまうので、家の計画時に不自由が生じる恐れがあります。
セットバック規制を知らずに、幅4ｍに満たない道路に接した土地を購入してしまうと、建築する家のサイズが小さくなってしまうという事態にもなり兼ねないので注意してくださいね。
消火栓が近くにあるか確認
道路交通法では「消防用機械器具の置き場や防火水槽の周囲5m以内は駐車禁止」と定められています。
仮に家の近くに消火栓があった場合、この規定によって、駐車スペースが制限される可能性があるのです。
車を停める場所が限られてしまうため、理想どおりの駐車スペースを確保することができなくなってしまう事態にもなり兼ねません。
土地選びの際には消火栓の位置も確認して、理想どおりの駐車スペースを確保できるかを慎重に検討してくださいね。
隣地との境界線を確認
隣地との境界線が明確かどうかを確認することはとても重要です。
まずは目視で境界線がハッキリしているかを確認してください。
さらに、境界杭の有無も重要なポイントです。
境界杭が無い場合は、購入後のトラブルを防ぐためにも、売主に「確定測量」を依頼して杭を設置してもらうのが一般的です。
確定測量の費用は35～80万円ぐらいと言われています。
かなり高額なので、必ず土地購入の契約前に売主に行ってもらってください。
周辺環境を確認
土地選びの際には、必ず現地を実際に見学してください。
資料だけでは分からない細かい部分も確認できて、購入の判断がしやすくなります。
例えば、日あたりの良し悪しは現地でしか確認できませんし、駅やバス停までの距離も実際に歩いてみることで、通勤や通学の利便性を実感することができます。
さらに、歩道や街路灯の整備状況を確認することで、夜間の安全性や暮らしやすさを確認することができます。
子育て世帯ならば、保育園や幼稚園、学校、公園など、子どもに関する施設の近さも重要なポイントですね。
他にも、騒音や悪臭のする施設が近くにないかなども注意深くチェックする必要があります。
ゴミ置き場やお墓など、暮らしていく上で不快に感じる場所の有無も確認してください。
こうした周辺環境の確認は、実際の暮らしやすさを把握するためにとても重要なポイントなので、必ず実行してくださいね。
インフラの状況を確認
上下水道、電気、ガス、通信といったインフラの状況を確認することも重要です。
これらの設備は当たり前のように思われがちなのですが、土地によっては整備されていない場合もあるので注意してください。
新たに設備を引くとなると、高額な費用が発生することになります。
特に都市ガスとプロパンガスの違いは大きく、都市ガスの方がトータルコストが安く済むことが多いです。
インフラが整備された土地を選ぶことで、初期費用だけではなく長期的な生活費を抑えることにも繋がるので、しっかりチェックしておいてくださいね。
安心して快適に暮らしていくためにも、土地購入の前にしっかりとインフラの状況を確認し、必要な設備が整っているかどうかを見極めることが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回お伝えした以外にも、
・土地代金の他に係る費用
・災害の危険性
・土地の高低差 等々...
確認するべき事柄はたくさんあります。
購入後のトラブルや後悔を防ぐためにも、これら全てを明確に説明してくれる業者さんと一緒に土地選びや土地購入を進めてくださいね。
弊社では不動産の知識を持った宅地建物取引士であり建築士でもあるスタッフが、土地選びのお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
それではまた！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
弊社は埼玉県および東京都で
「エネルギーの自給自足」を実現する
「災害に強い家」の施工を得意としています。
また、「イシンホーム武蔵野店」として
埼玉県および東京都の施工を担当しています。
家づくりをご検討中の方は
お気軽にご相談くださいませ。
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有限会社リ・ワークスジャパン
◇ショールーム＆オフィス◇
〒359-1116 埼玉県所沢市東町12番38号
KASHIMAビル2F
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U R L： https://rwj-musashino.info/
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リ・ワークスジャパン広報担当の犬山です。
前回のブログでは、土地選びのポイントとして
用途地域などに焦点を絞ってお伝えしました。
今回は『土地選びの注意点』として、法的部分にも触れて詳しく解説していきますね。
接道を確認する
家を建てるためには、建築基準法で定められた「接道義務」を満たす必要があります。
「接道義務」とは？
「住宅用の土地が幅4m以上の道路に2m以上接していなければならない」という法律です。
この条件を満たしていない土地には建物を建てることができません。
この建築基準法が制定される以前に建てられた住宅の場合、幅4m未満の道路に接している土地も存在します。
この場合、道路の中心線から2m後退した部分を道路境界線とみなす「セットバック」という規制が適用されるのです。
このセットバック規制によって、土地の一部が削られてしまうので、家の計画時に不自由が生じる恐れがあります。
セットバック規制を知らずに、幅4ｍに満たない道路に接した土地を購入してしまうと、建築する家のサイズが小さくなってしまうという事態にもなり兼ねないので注意してくださいね。
消火栓が近くにあるか確認
道路交通法では「消防用機械器具の置き場や防火水槽の周囲5m以内は駐車禁止」と定められています。
仮に家の近くに消火栓があった場合、この規定によって、駐車スペースが制限される可能性があるのです。
車を停める場所が限られてしまうため、理想どおりの駐車スペースを確保することができなくなってしまう事態にもなり兼ねません。
土地選びの際には消火栓の位置も確認して、理想どおりの駐車スペースを確保できるかを慎重に検討してくださいね。
隣地との境界線を確認
隣地との境界線が明確かどうかを確認することはとても重要です。
まずは目視で境界線がハッキリしているかを確認してください。
さらに、境界杭の有無も重要なポイントです。
境界杭が無い場合は、購入後のトラブルを防ぐためにも、売主に「確定測量」を依頼して杭を設置してもらうのが一般的です。
確定測量の費用は35～80万円ぐらいと言われています。
かなり高額なので、必ず土地購入の契約前に売主に行ってもらってください。
周辺環境を確認
土地選びの際には、必ず現地を実際に見学してください。
資料だけでは分からない細かい部分も確認できて、購入の判断がしやすくなります。
例えば、日あたりの良し悪しは現地でしか確認できませんし、駅やバス停までの距離も実際に歩いてみることで、通勤や通学の利便性を実感することができます。
さらに、歩道や街路灯の整備状況を確認することで、夜間の安全性や暮らしやすさを確認することができます。
子育て世帯ならば、保育園や幼稚園、学校、公園など、子どもに関する施設の近さも重要なポイントですね。
他にも、騒音や悪臭のする施設が近くにないかなども注意深くチェックする必要があります。
ゴミ置き場やお墓など、暮らしていく上で不快に感じる場所の有無も確認してください。
こうした周辺環境の確認は、実際の暮らしやすさを把握するためにとても重要なポイントなので、必ず実行してくださいね。
インフラの状況を確認
上下水道、電気、ガス、通信といったインフラの状況を確認することも重要です。
これらの設備は当たり前のように思われがちなのですが、土地によっては整備されていない場合もあるので注意してください。
新たに設備を引くとなると、高額な費用が発生することになります。
特に都市ガスとプロパンガスの違いは大きく、都市ガスの方がトータルコストが安く済むことが多いです。
インフラが整備された土地を選ぶことで、初期費用だけではなく長期的な生活費を抑えることにも繋がるので、しっかりチェックしておいてくださいね。
安心して快適に暮らしていくためにも、土地購入の前にしっかりとインフラの状況を確認し、必要な設備が整っているかどうかを見極めることが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回お伝えした以外にも、
・土地代金の他に係る費用
・災害の危険性
・土地の高低差 等々...
確認するべき事柄はたくさんあります。
購入後のトラブルや後悔を防ぐためにも、これら全てを明確に説明してくれる業者さんと一緒に土地選びや土地購入を進めてくださいね。
弊社では不動産の知識を持った宅地建物取引士であり建築士でもあるスタッフが、土地選びのお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
それではまた！
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