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家づくりの話

キッチン選びの注意点_その他編


前回は「キッチン選びの注意点」として、キッチンの高さについてご説明いたしました。

今回はそれに続き、その他の注意点について詳しく解説していきますね。

◆シンクの深さ

「食器を洗っていると肘まで濡れてしまう」なんて不満もよくあるようです。
これはシンクの縁が高すぎるという可能性があります。
使う人の身長・肘の高さに比べてシンクの縁が高めだと、食器などを洗っている手元が肘よりも高くなり、水が伝いやすくなるのだそうです。

また「洗い物をする際、腰をずっとかがめているのがつらい」という場合には、シンクの深さがあっていないのかもしれません。

シンクの標準的な深さは17~20cmです。
シンクの前に立って底に指が届くくらいがちょうどいい高さと言われているので、ぜひ試してみてくださいね。

シンクが浅すぎると、水はねで床が濡れやすくなります。深さのある鍋等が洗いにくくもなるのでご注意ください。


◆コンロ

コンロが高すぎると深さのある鍋を使う場合に、中身が見えにくくなります。
また、フライパンを振るときに肘を高く上げる必要があるので不便です。

特に五徳を置くタイプのガスコンロは、天板がフラットなIHコンロと違って五徳分の高さがプラスされて、さらに高くなるので注意してください。

消防法により、キッチンのレンジフードはコンロより80cm以上の高さに設置することが求められます。
ですから、コンロを高くすると、それだけレンジフードも高くなるということを覚えておいてくださいね。


◆吊り戸棚

何かとモノが多くなりがちなキッチンで、吊り戸棚は収納スペースを確保するのに重要な役割を果たします。

しかし、「高すぎて手が届かずにデッドスペースになっている」「手は届くけど、収納物がよく見えない」などといった残念な状態になってしまっているご家庭も少なくありません。

したがって、吊り戸棚は立った状態で視線の範囲に収納物が収まる位置を目安に設置すると良いでしょう。

収納ラックごと昇降できる、ダウンウォール(ダウンキャビネット)を導入するというのも一つの策です。


◆コンセントの位置や数

電化製品が多用されるキッチンではコンセントの位置と数が利便性に大きく影響します。
各電化製品の配置を考慮してコンセントの位置と数を計画するようにしてください。

作業スペースや収納エリアの近くにコンセントを配置すると、調理作業をスムーズに行うことができます。

水濡れによるショートや電気事故のリスクを抑えるために、コンセントは水まわりから離れた位置に設置するようにしてください。


◆ゴミ箱の位置

ゴミ箱は使用頻度が高いので、シンクの近くや作業台の下など、すぐに手が届く場所に設置するのが理想的です。

すぐ手に届く場所にゴミ箱を設置すれば、調理中のゴミをすぐに処理できるので、キッチンを常に清潔に保つことができます。
逆に、適切な場所にゴミ箱を設置できなければ、使い勝手も悪く、衛生面にも問題が生じてしまうことになります。

ゴミ箱を扉付きの収納スペースにセットできれば、見た目の美しさだけではなく、不快な臭いの拡散も防いで、キッチンをより衛生的に使用することができます。


いかがでしたでしょうか?

家づくりにおいて、キッチン選びは生活の質を大きく左右する重要なポイントと言えます。
くれぐれも、デザインや好みだけで決めてしまったせいで、使い勝手が悪すぎたなどと後悔することのないように。

家事動線や収納の使いやすさ、お手入れのしやすさ、キッチンの高さ、コンセントの位置や数、ゴミ箱の収納や位置も踏まえて、しっかりと計画してください。

自分たちの生活に合ったキッチンで快適なキッチンライフを実現してくださいね。

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